Papertype Kit

Papertype Kitとは。

紙活字とは、従来の金属を用いる活版印刷の活字を紙で製作したものです。一般的な活版印刷の面白さに加えて、簡単に削ったり引っかいたりして表情をつけられるという紙の特性を活かし、自由な創作意欲を掻き立てます。 

100%紙製の活字で刷る、小さな活版印刷機。

「Papertype Print Kit(ペーパータイプ・プリントキット)」は、「紙活字®」と専用の印刷機からなる、子どもから大人まで使える活版印刷キットです。活字が紙でできているから、表面の模様も自由自在。引っかいて傷をつけたり、跡をつけたり、破いたり。自由な発想で、文字にテクスチャ(凹凸をつける等)をつけ、世界でひとつの文字や印刷を楽しめます。
手づくりカードやポスターなどオリジナルグッズの制作はもちろん、アイデア次第でいろいろな印刷がお楽しみ頂けます。

「紙活字®」のアレンジは無限大。だからこそ、奥深い。

ナイフやフォーク、お子さんのミニカー、海で拾った貝殻など、身の回りにある いろんなものが唯一無二の紙活字をつくる道具になります。 紙の色やインキの色を変えたり、文字の並べ方を工夫したり、アレンジ次第で同 じ活字でもまったく異なる表現が楽しめます。

紙だから、気軽に試せる。紙だけど、なんども使える。

紙でできた「紙活字®」の加工のしやすさはもちろん、作ったオリジナルの活字は1000回以上繰り返し使えます。(※一度テクスチャをつけた紙を元には戻せませ ん。)
付着したインクを洗い油で落とせば、色を変えることも簡単です。

使い方はとってもシンプル。

1 えらぶ:文字を選んで並べる
2 ひっかく:文字の表面に凹凸をつける
3 ぬる:文字にローラーでインキをつける
4 ぺったんこ:紙をセットしてプレスする(しっかり体重をかける。)

横にただ並べるだけではなく、一文字だけ斜めにしたり、二段にしたり、センス次第で同じ活字でも並べ方を工夫して様々な世界観を表現することができます。

ものづくりが好きな大人はもちろん、
感覚的に使えるから、子どもの創造力・発想力を育みます。

「紙活字®」ができあがるまで。

本来の活版印刷は、活字と呼ばれる鉛や木でできた文字を1つずつ拾い、組み合わせて、ハンコの原理でインキをのせて印刷する技術です。鉛や木など硬いものを利用して紙に印刷するため、紙の表面にはでこぼことした 凹凸ができます。この独特のでこぼこの風合いが近年注目され、鉛や木以外にも、樹脂で作られた版で印刷されたものもなども近年では登場しています。「Papertype Print Kit」はそんな「活版印刷」を一時的なブームで終わらせるので はなく、みなさんの日常に寄り添って生活の一部として馴染んでほしいという願いをこめて作りました。紙や印刷がそばにある生活、誰かに想いを伝えたいと思ったらカタチにできる生活。
そんな体験を通して活版印刷がより身近に感じてもらえたら嬉しいです。またタイポグラフィの文脈においても、「紙活字®」がタイポグラフィに興味を持ち勉強するきっかけなれたらと思います。

Detail

紙活字をお楽しみいただける基本のセットになります。

紙活字

Papertype Sans A to Z ,.!?@ サイズ:およそ5x5x0.6(cm)

木製印刷機

サイズ:16x27x5(cm) 重さ:800g カラー:ホワイト・グレー・ピンク・ブルー・イエロー

インキ

墨 100g

ローラー

サイズ:6x6x3(cm) ローラー幅:3cm

Accessory

インキ練り台:10x5x0.3(cm) インキヘラ:13x3x0.3(cm) 調整布:21x14.8(cm) 洗い油:100ml

※キット以外に付属、消耗品などは単体でShopにて購入可能です。

FAQ

F.活字は買い足すことが出来ますか?
Q.1文字から買い足すことができます。

F.この種類以外のデザインの文字はありますか?
Q.新しいデザインの文字が出せるように制作しています。楽しみにお待ちください。

F.活字は何回使えるの?
Q.同じ活字で1000回くらいは印刷出来ます。ただし、一度テクスチャをつけてしまったものをもとに戻すことはできません。

F.洗い油でインキを拭き取ればインキの色も変えられるの?
Q.インキの色の変更もできます。

F.印刷機が壊れたら?
Q.修理を承っていますのでContactまでご相談ください。

F.    対象年齢はありますうか?

Q.   対象年齢: 7歳以上 小さなお子様の場合は保護者様と一緒に使用してください。

F.このキットでTシャツなどの布への印刷はできますか?
Q.紙活字に関わらず活版印刷自体、布地にすることはオススメしていませんが布地を刷ることはできます。様々な素材に印刷して楽しんでみてください。